みなさん、こんにちは、こんばんは!デイビッドです!
クレーター見つかりましたね!!
4月5日に、SCI衝突装置を用いて、行ったクレーター生成実験。
分離カメラDCAM3による観測でも、衝突の様子が確認されてましたが、
ほんとのほんとにぶつかったのか、というところを確認するのが、今回の降下観測運用の目的でした。
昨日は、この運用の後半に参加しておりましたよ〜!
ちょうど、画像が降りてくるタイミングで、大変盛り上がっていました!
【CRA2】衝突装置(SCI)がリュウグウに衝突したところに、クレーターが形成されていることが確認できました。
JAXAプレスリリース:https://t.co/Ktija7qhbXSCI衝突前後を比較した写真: pic.twitter.com/4HgRWW686j
— 小惑星探査機「はやぶさ2」 (@haya2_jaxa) April 25, 2019
公式のGIF画像。
黒く見えているのは、中の岩石が露出しているからだそう。
完璧な証拠品すぎて、やばい。
前回の記事
でもお話ししましたが、そもそも、
人工的に、小惑星にクレーターを作ったのは、今回が世界初です。
実は、アメリカが彗星に弾丸をぶつけたことがありますが、詳しい観測はなされませんでした。
やはり、ただぶつけるのと、ぶつけて、その様子を観察できるのとでは大きく違いますよね。
好きな人に一方的に告白して、満足するのと、返事が返ってくるのを待てるのとでは大きく違います。(意味分からん例えやーめーい)
今回は、得られた可視の画像データのほか、TIR(中間赤外カメラ)による撮影データなどもあります。
中間赤外カメラでは、ざっくりいうと温度分布が分かります。
皆さんご存知のサーモグラフィーてやつです。
その、温度分布から、小惑星表面の粒の大きさや、材質などを特定する手掛かりを得ることにつながるみたいです!
あ、ちなみに、一部報道で、間違って伝えられているようですが、
クレーターの中心、つまり弾丸が直撃したであろうところは、
黒い丸の部分です!
今後は、できる限り、この作ったクレーターに降り立って、前回とは異なる、内部に含まれている試料を取る方向で、運用が進んでいきます。それがダメでも、もっと近くに向かい、詳しく様子を調べることも考えられています。
その際、問題になるのが、表面の温度。7月ごろになると、リュウグウが夏を迎えてしまって、熱々になってしまうんです。そこにはや2くんを送るのは酷ですよね、、、
ですので、時間との闘い!
応援よろしくお願いします!
それでは、また!!
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