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【流体力学入門】流体粒子の加速度と実質微分【第2弾】
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この記事は,大学教養の微分積分学における「偏微分」,「全微分」,「テイラー展開」の知識がある方を前提にしています.
実質微分
基礎方程式を導出する前に,流体力学特有で,基礎的な概念である「実質微分」につ...
はいどうもみなさんこんにちは.
オイラーの式ありすぎ.
よろしくおねがいします.
非粘性流体の運動方程式の導出
ニュートンの第2法則である,(質量と加速度の積がかかる力に等しい)を流体粒子に適用することを考えます.
方向についてのみ考えると,質量と加速度の積は,
ここで加速度項のは,で, の実質微分で,x方向の速度の,時間, の4つのパラメータそれぞれに対しての変化量を計算する(全微分)を表しています.
次に,作用する力を考えると,
圧力:
体積力:
となります.
よって,運動方程式は,
方向も同様に求まるので,ベクトル形式に書き直すと,
とかけます.これが,流体力学における運動方程式で,オイラー方程式と呼ばれています.
今回はこの辺で.
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