宇宙探査ミッション立案スクールに参加しました

お久しぶりです、デイビッドです。

ここ1週間、「宇宙探査ミッション立案スクール」なるものに参加していました。

6日間みっちりのスケジュールで、宇宙探査の歴史、月惑星科学、システム工学などの講義を受けながら、5、6人ほどのグループで実際に探査ミッションを立案していくというものです。

初めて会ったバックグラウンドも全然違うような人たちと、議論を深めながら次世代のミッションを考えるという経験はなかなかできるものではないので、とっても貴重な経験になりました。

グループの人たちとは、どこか波長が合って終始和気あいあいとしていたので、ストレスなく(半徹数回しましたが)やり切ることができました。

一口に宇宙をやるといっても、僕のように、どうすれば、宇宙を探査できるのか?どういったシステムで目的を達成するのかといった工学側の立場で物事を考える人と、

地球はどのようにして生まれたのだろう?ほかの天体に地球に存在するような生命はいるのだろうか?天体の構成成分、内部構造はどうして違うのだろう?といったことなど、理学的に物事を考える人がいたりします。

普段、科学的な知見の獲得に意義を感じて頑張っている人と話す機会はそんなにありませんし、ましてや議論することもなかったので、非常に刺激的でした。

ぶっちゃけ宇宙探査に面白さは感じても、どこの天体の何が面白いとか思わなかったんですが、月惑星の地質学や大気に関する話、太陽系形成やタイダルロッキングの話など沢山興味深い内容を聞くことができました。

理学の人が魅力を感じる理由も伝わってきて宇宙探査の意義というものを改めて考えるきっかけになりました。

個性の異なるメンバーが集まって作るようなどんな種類のプロジェクトにもこの経験は役に立ちそう。

ケータイを見る時間もこの1週間合わせて1時間ないのでは?というぐらい没頭していました。だから疲れたーー

探査ミッション立案の入りの部分を経験できたことで、自分がこれから宇宙探査にどう関わっていくか、どう関わっていきたいか、一つヒントを得られたかな。

この新たな視点を研究室に持ち帰って、自分がおもろいと思えること突き詰めていきたいとおもいまっす!!

今回ミッションを考えていく中で、大切だなと感じたこと、こうあるべきだなと感じたことを、奇しくも探査対象に選んだ天体を発見した人が上手く言い表していました。

Measure what is measurable, and make measurable what is not so.

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